お彼岸前に出来上がったお墓 パート3です。
公営霊園 飯盛霊園(四條畷市)でのお墓の施工例です。
こちらは愛媛県大島石を使用して造られました。
とてもすっきりとしたお墓が出来上がったのではと思っています。
私共がお墓をお客様と一緒に考える時、
お墓を造るプロとして。もちろんお客様のご要望をよく聞くことはもちろんの事ですが、
次の様な事にも注意し、お客様とよく話し合った上、図面を作成していきます。
○お参りしやすいお墓・・つまり段差が高くなく、お年寄りでも無理なくお参り出来ること
また、拝石よりお供物台に手が届きやすい事も注意点です。
○お掃除しやすいお墓・・つまりお掃除する為に高い段を上らないとだめだったり、お掃除をするのに
手が届かないなんてお墓にならない様にできるだけ考えて設計します。
ただここ飯盛霊園のお墓は、外柵を高くしているお墓が多く、段差が高かったり、お掃除しにくく見えるお墓も多くあり、お客様とはその辺りのこともお話しして進めていきました。
堺市西区 鳳丈六墓地に出来上がったお墓
こちらは実は同じ墓地内にすでにお墓をお持ちでしたが、
最近奥様がお墓をお掃除する時に、転倒されてけがをされました。
お墓が大きくて高く、無理してお掃除しようとしての事でした。
それ以降、出来ればお掃除しやすいお墓に建て替えたいとの思いから
広い墓所でしたが、そこから新しくできた区域に改めてお墓を建墓されました。
以前のお墓が9寸芝台付きで背が高かったので、
今回は神戸東西型8寸にしました。
墓所の大きさも狭くなり、こじんまりとしましたが、
これで、安心してお掃除が出来るとお客様は言ってられました。
また、お掃除しやすさと言えば、水鉢部分ですが、こちらは必ずステンレスの水皿がはめ込まれるように
造られています。ここの部分石の内側が、どうしても汚れやすいのですが、
この様に水皿をはめ込むことで、汚れなくなりまたお水替えもしやすくなります。
お参りしやすさやお掃除のしやすさだけで、お墓を考える訳ではないのですが、
お年寄りがつまずいて転倒した等の話もよく聞くので、そのことも一つ気にしてみるのも良いかと思います。
新しくお墓を悪寒が絵のお客様は、こちらから。