虫の声が心地よい秋の始まりですね。go toが始まり、世の中が少し動いてきたように感じますね。
私共も、おかげさまでお客様からのお問い合わせが増えてきました。
そんな中、先日から中国地方(広島県と岡山県新見市)からのお引っ越しの
お問い合わせが続いたため、社長と現地を訪れてみました。
広島のお墓は小高い丘にあるお寺の境内の中。
穏やかな瀬戸内海を見渡せる静かな場所に立っていました。
岡山のお墓は、 山間の静かなお寺の境内の中で コスモスが咲く静かな村を見渡していました。
どちらもここを離れる事を知ってか、少し寂しそうにも見えます。
思いはそれぞれ残る中、ずっとこれからもそれぞれのお客様の心のよりどころとなるよう、
きれいにして、大阪南部の霊園(南大阪霊園・助松墓地)に心を込めてお引っ越しをさせて頂ければと思います。
大阪は中国地方(兵庫県、岡山、鳥取などの)や九州地方出身者が多いようで、
私共にも、この様なお引っ越しのご相談が増えてきました。
今回お伺いしたお寺も、所々お引っ越しされたか、お墓じまいされたのか
空いている区画が見受けられます。
限界集落なんて言葉が示すように、住む人が少なくなって、
都会に出た人々とふるさとの心の距離が少しずつ離れ、誰も戻らなくなり、
いつか誰もいない寂しい場所に自然と帰っていく。
それは時代の流れで仕方ないのですが、そこで先祖が生活を営んでいた事は
何らかの形で伝えていければと思います。
例えば今回のように移転させるお墓の後面にでも
どこから移転されたお墓かわかる様に彫刻しておくなどして、ルーツを伝えていく事は、
後に続く物にとっても、そしてそこに眠るご先祖様にとっても供養になるのではと思っています。