新しい年になり半月がすぎ、工事がいくつか進んでいます。
堺市の村墓地(草部横坂墓地)では一件工事が終了しました。
娘さんが継承する可能性があるので、
家名は、花立て右側のみに入れています。
また、堺市霊園 鉢ヶ峰では8㎡の工事が進んでいます。
まずは外柵工事より
こちらのお墓は、ご兄弟で一緒にお守りしていけるよう
両家墓のスタイルをとり入れています。
拝石の模様には「青海波」を彫刻しています。
こちらは、お客様からのリクエストです。
この文様はサザン朝ペルシャで生まれた物が、シルクロードを伝わり中国へ、
そして飛鳥時代に日本へ伝えられたようです。
平安時代の雅楽の舞曲に「青海波」というものがあり、
源氏物語の主人公・光源氏がこの文様の衣装を着て舞った事から、
青海波という名前がつけられたとも言われます。
青海波文様は「無限に広がる穏やかな波に未来永劫と、平和な暮らしへの願い」が込められており
吉祥文様(きっしょうもんよう)のひとつで、
この文様をお墓に用いることにより、子孫が幸せに暮らすようにと言う願いを込められました。
青海波という文様を私も知ってはいましたが、
詳しい事は知らなかったので、勉強になりました。
またこの文様を作図するのが意外と難しく、
社長とpcに向かい、結構時間がかかりました。
(作図の方法などはネットから知ることが出来ますが、
具体的に一つの大きさの中にどのように描くか、無い頭をつかいました。)
石碑は横長の大きな洋墓になります。
出来上がるのが楽しみです。