こんにちは。
ブログをご覧頂きましてありがとうございます。
大阪市天王寺区の寺院墓地で黒龍K12A特級石で建てさせていただいた石碑工事のご紹介をさせていただきたいと思います。
<工事1~3日目-石碑解体撤去・外柵切削・外柵据え直し・石碑基礎工事>
工事着工前です。この度墓じまいされてお寺様の合祀の方にご遺骨を移されます。
その空いた墓所を縮小し、ご親戚の方が新たに石碑を建てられるという工事になります。
外柵を現場にて切削し、サイズ調整をしての再利用の工事です。
歩道から吊り下げての工事となります。
慎重にお墓を解体し、搬出していきます。
お墓を撤去してみると納骨室がありません。
実はお魂抜きの時にご遺骨を取りだそうとしていたところ納骨室がなかったので
工事の際にご遺骨が出てくるのではないかと言われてました。
お墓の下を掘削するとご遺骨が出てきました。
慎重にご遺骨を上げさせていただきお寺様にお預け致しました。
現場にて既存の外柵をサイズ調整の為、切削しています。
石埃がたたない様、集塵機で石粉を吸いながらの作業です。
横には大量の石とコンクリートのガラが見えます。
これらはもう使わないので撤去していきます。すごい量でした。
この切削作業、工場なら速いものですが現場だとなかなか大変です。
経年で汚れた天端を磨き直しています。
こちらも大変な作業ですが、これをするだけで一目瞭然。
石が蘇ります。
外柵のサイズ調整が終わり、再据付していきます。
とても強固な地盤です。
外柵を水平・位置を調整し、据え付けました。
天端・横面と石を磨いたので白くなってとても綺麗です。
外柵のウチ面は凸凹で金具が取り付けにくいですが、なんとか留められる位置を見つけ取り付けました。
外柵の再据付の際に一番大事な作業ではないでしょうか。
これをしないと外柵が傾いたり、ズレたりして取り返しのつかない事となります。
いよいよ石碑の基礎工事に入っていきます。
土を掘削し、地固め転圧。
納骨室の土を確保するための枠板を設置し、砕石・鉄筋を敷設します。
外柵の切削や磨きなど大変な作業が続きましたが、基礎工事は手慣れたものです。
段取りよく工事を進めていきます。
生コンを練り上げ、コテで均して基礎工事が完了しました。
しっかりと固まるまで次の工事は致しません。
次回の工事は約1週間~2週間後となります。
<工事4日目-納骨石棺・芝台据付工事>
基礎コンクリートがしっかりと固まりました。
納骨石棺を水平・位置を調整して据付、芝台の補強となるブロックを据え付けました。
芝台・拝石を据え付けました。
外柵の前側にお寺様に許可をいただき、階段石を据えさせていただきました。
高さがあるので上りやすくなります。
芝台もキッチリとステンレス金具で留めます。
この日の工事はこれで完了です。
次の完成工事は約1週間~2週間後となります。
<工事5日目-石碑完成工事>
地震対策『泰震』で石碑を据え付けていきます。
接着面のホコリや汚れを綺麗に落とします。
ぎりぎりクレーンで作業ができるので段取りよく据え付けていきます。
でも丁寧に慎重に工事を進めていきます。
雑草対策『草無課長』を敷き均していきます。
敷設し終えました。いよいよ完成間近です。
玉砂利を敷設し、工事が完了しました。
上台と下台に切り出し亀腹加工を施し、石の東西こだわりの石碑です。
黒龍K12特級石は吸水率も低く、耐久性抜群で色も濃いのでとても上品な石でした。
この度は石の東西でお墓作りをさせていただきましてありがとうございました。
石の東西では、土日祝も休まず元気に営業させていただいていますのでお気軽にお問い合わせ・ご来店お待ちしております。
それでは次回のブログをお楽しみにしてください。
ブログをご覧頂きましてありがとうございました。