明治20年より、一心寺様においては納骨されたお骨を粉末凝縮化し、
阿弥陀仏坐像である「お骨仏」様を10年ごとに造立、供養され続けてきました。
また、戦争中においても、焼け野原に残された身元不明の仏様を手厚く葬られ供養されても来ました。
それ故、大阪の人々は一心寺様を敬われ、「死んだら一心寺で会おう」
とか、「私が死んだら一心寺へ」などと言われる方が多くいます。
特にここ10年あまりは、お墓じまいに伴い改葬後一心寺へお骨を納める方もとても多かったのです。
私共でも、お客様から「一心寺様へ納骨したいのですが」と言う問い合わせに、
お客様に変わり、お電話させて頂いたことも何度かあります。
ただこの何年かは、とても一心寺様へのご納骨、改葬がふえ、
これは私の親戚の話ですが、
あまりの忙しさからだと思いますが、
「ご納骨当日の流れがあまりにも流れ作業的で、ゆっくりとお別れする事が出来なく悲しかった。」
や、お彼岸などのお参りがあまりにも大勢で混雑していて、ゆっくりと出来ない
なんてお話も聞こえてきていて、
今後どうなっていくのだろうかと心配していたところ、年始に一心寺様よりこの様なお知らせが届きました。
令和3年1月1日より
ご納骨は小骨壺のみになる事(関西でよくある喉仏様用の小さな物)
そして、改葬納骨は一切出来なくなる
との事です。
お墓じまいの受け入れ先として、その多くの役割を担ってきた
一心寺様へ改葬が出来なくなるとの事です。
今までも私共とつながりあのあるお寺様へのご納骨や四天王寺様等
ご紹介してきたわけですが、
今後についてもお客様のご希望により、ご相談お受けさせて頂ければと思っています。
先祖からつないできたお墓です。
また下記の様な取り組みも様々に始まってきています。
お墓じまいを考える時、まずは私共へご相談頂ければと思います。
参考になさってください。
https://e-boseki.jp/ohakanomitori/・・・(お墓の看取り)