堺市霊園の募集について、応募が終わり抽選が30日に行われます。
先日霊園に工事に伺った際に、霊園事務所にて募集状況を見てきました。
やはり応募はあまり多くなかったようです。
理由の一つには、4㎡以上と比較的大きな区画が多く、
お手頃2.6㎡区画は今回も2区画しか無いことが上げられるでしょう。
さすがに、2.6㎡の区画は、応募者多数で40倍の倍率でした。
4㎡区画となれば、一区画のみ10倍という倍率ですが他は
2~4倍そして、1倍の所や、応募無しの墓所もあったようです。
6㎡区画となれば、抽選無しの墓所ばかりです。
私どものお客様で応募をされたところは、抽選無しのようでした。
確かに、大きな墓所はそれだけで使用料も高く、手が出にくいと思います。
堺市として、例えば大阪の瓜破霊園や服部霊園の様に、
大きな区画をいくつかに分けて、小さくして募集する方法もあるかもしれませんが
なかなか霊園の雰囲気的にむずかしいのかもしれませんね。
ともあれ世の中の流れ・・・があまり早くて、
お墓を今後どうしていこうかについて、あまりゆっくりと考えられずに、
ただ、出来るだけ後に迷惑が掛からないようにとか・便利な方がとか
その様な言葉に流されてしまっています。
お骨の行方という観点からだけでなく
長く受け継いできた命や地方のそして家々に伝わる文化をこれからもどうつなげていくか
その様な所から考えていかないとですよね。
多分それは、いろんな問題につながっている。
今だけが良かったらいいのではなく、便利な世の中、効率的な世の中のみを
追い求めてきた私達自身の生き方そのものが問われている気がします。