こんにちは。
ブログをご覧頂きましてありがとうございます。
傾いたお墓や霊標を修復する工事を行いましたのでご紹介していきたいと思います。
霊標への追加彫刻も行います。
<工事1日目-石碑養生解体・石碑基礎工事>
工事着工前です。
石碑は右側に傾き、霊標は反対の左側に傾いています。
基礎工事を行っていない事が原因かと思われます。
石碑にキズがつかないよう養生して解体し、基礎を打設していきます。
養生解体の途中です。
持ち帰り、経年の汚れ落としを行います。
霊標も追加彫刻し、彫刻済みの色入れ直しをサービスで行います。
お骨上げをし、ブロックの納骨室を解体撤去します。
電動でハツリを行い、鉄梃でこじって段取りよく解体しています。
ブロック・コンクリートガラを撤去し終え、土を掘削しています。
クレーンが届く現場ですので大きな袋へ入れていきます。
届かない場合は土嚢袋へ詰めて運んだり、一輪車で搬出ですのでクレーンが届くのはすごく助かります。
(クレーンが届く現場はほとんどありませんが。。笑)
掘削し終え、ドンツキで地固め転圧しています。
軟弱地盤の場合は杭を打ち込む事もあります。
納骨室の土を確保するための枠板を設置し、砕石・鉄筋を敷設しました。
生コンを練り上げ、打設しました。この日の工事はこれで完了です。
次回の工事は約1週間~2週間後となります
<工事2日目-納骨石棺据付工事>
石碑の基礎がしっかりと固まり、完成しました。
水平・位置を調整しながら納骨石棺を据え付けました。
石碑工事が完成したら見えない部分ですが、お墓がこの上に乗るのでとても重要な部分です。
石の東西オリジナルの石棺の総重量は約200kgほど。とても強固です。その分据付も大変です。
この日の工事はこれで完了です。
次の工事は約1週間~2週間後となります。
<工事3日目-石碑完成工事>
石棺周りのセメントがしっかりと固まり、真砂土を入れました。
石碑を据え付けていきます。
地震対策『泰震』施工です。下台と上台の繋ぎ目部分です。
耐震ボンドの減り方がすごいです。笑
上台と竿石の繋ぎ目部分。
接着面についていたセメントの跡や汚れを綺麗に落とし、障害を完全になくして施工していきます。
以前より深く広くなった納骨室にご遺骨を納めます。
雑草対策『草無課長』を敷き均していきます。
切り出し水鉢の家紋の色を入れ直ししたので石碑が綺麗に蘇りましたね。
綺麗に敷き均しました。
お参りのしやすい様に以前はなかった拝石がバランス良く設置されました。
霊標を新設する場合はゲタ型ではなくはめ込み型にする事でもう少しスッキリとする事もできます。
玉砂利を敷設し終え、完成しました。
持ち帰った石碑は経年の汚れや水垢を綺麗にクリーニングしました。(サービスです。)
石碑・霊標共に色の入れ直しも行い、新品同様に墓所が蘇りました。
この度は石の東西で修復工事をさせていただきましてありがとうございました。
新年を迎え、お問い合わせも増えてきています。
石の東西では今後も丁寧で、お客様に寄り添ったお仕事を進めさせていただきますので、
どうぞよろしくお願い申し上げます。
それでは次回のブログをお楽しみにしてください。
ブログをご覧頂きましてありがとうございました。