こんにちは。
ブログをご覧頂きましてありがとうございます。
お盆前に傾いたお墓・開いた外柵等を修復する工事を行いましたのでご紹介していきたいと思います。
<工事1~2日目-石碑外柵養生解体・外柵基礎工事>
工事着工前です。矢印の方向にお墓が傾いていたり、丸の部分では外柵の繋ぎ目で開いているのが分かります。
両脇の石碑を解体撤去し、新たに霊標を1枚追加する工事となります。
石碑・外柵共にキズがつかないように養生解体して基礎から打ち直していきます。
クレーンが届く現場だったのであっという間に石碑と外柵を養生解体しました。
写真では一瞬ですが、一日目の工事は解体だけで終わりました。
基礎下の土を掘削し、地固め転圧をしています。
砕石・鉄筋を敷設しました。
コンクリートミキサーで生コンを練り上げていきます。
外柵基礎を打設しました。
外柵の高さがまばらでしたので、段付きの基礎になりました。
次回の工事は約1週間~2週間後となります。
<工事3~5日目-外柵再据付工事>
外柵の基礎がしっかりと乾いて固まりました。
外柵を再据付しました。暑いのとクレーンが届くことで写真が少なくなってしまってすみません。
外柵をステンレス金具で固定します。
後ろ側の左の石だけが内側が凸凹で金具が付けられない状態だったので
工場で金具を留められる様に加工しました。
コーナー側も同様です。地味ですが、加工は結構大変でした。
石碑部分の基礎の準備です。
土を掘削し、地固め転圧をしています。
納骨室の土を確保するための枠板を設置し、砕石・鉄筋を敷設しました。
新たに導入したかくはん機で生コンを練り上げ、打設しました。
後日、外柵周りの左官仕事をやりにきました。
ひとまず工事はこれで完了です。
次の工事は約1週間~2週間後となります。
<工事6日目-納骨石棺据付工事>
基礎がしっかりと固まりました。
水平・角度を調整し、納骨石棺を据え付けました。
真砂土を入れ、拝石・霊標台・地蔵台を据え付けました。
左官した外柵周りも綺麗で気持ちいいです。
この日の工事はこれで終わりです。次は完成工事です。
<工事7日目-完成工事>
本来、石碑と石碑の間に入れる『泰震』を石棺と下台の間で施工します。
理由は解体の際、上台と下台が外れなかった為。
耐震ボンドをたっぷりと使用し、据え付けていきます。
こちらはいつも通り、上台と竿石の間に『泰震』施工。
雑草対策『草無課長』を敷き均していきます。
広い墓所なので敷き均すだけでも大変です。
均して終えました。綺麗ですね。
この上に玉砂利を敷設していきます。
玉砂利を敷設し終え、完成しました。
持ち帰った石碑は経年の汚れや水垢を綺麗にクリーニングしました。
石碑・霊標共に色の入れ直しも行い、新品同様に墓所が蘇りました。
この度は石の東西で修復工事をさせていただきましてありがとうございました。
お盆のお参りに間に合ってホッとしました。
秋のお彼岸を控えてお問い合わせも多数いただいております。
石の東西では、嬉しい事にこの様なお客様よりのご紹介も多いのです。
今後も丁寧で、お客様に寄り添ったお仕事を進めていきますので、
どうぞよろしくお願い申し上げます。
それでは次回のブログをお楽しみにしてください。
ブログをご覧頂きましてありがとうございました。