最近私どもで少しずつ増えてきているのが、お嬢さんの家とそのご実家両家でいっしょに作る両家墓。
女の子しかいないのでとお悩みのお客様から、ご相談が増えてきています。
今回はお嬢様お二人の家とご実家、三家でゆっくりと半年かけて考えられたお墓のご紹介です。
お客様はできるだけシンプルで、でもみんなでお守りしていく思いを込めた物を
というご依頼で、一緒に考え、進めてきました。
地域墓地での建墓で、管理人様よりいろんな問題もあるかもしれないので、
できれば三家の家の名前はあまり大きく正面に入れない方が良いというご意見もあり、
正面に家名は入れてはいませんが、後ろ面を三つに区切り、それぞれ法名を入れています。
お客様は、
「三家一緒だったら、賑やかだし、いつも誰かがお参りするだろうから寂しくないし、
みんなが一緒に守っていくという事で、つながっていきやすいのでは」
といわれていました。
確かに、皆さんが仲がいいからこそできることなのですが、
子供が少なく、跡取りがいないというご相談が多い今では
一つのお墓の守り方ではないでしょうか。