お盆の風習も最近はだんだんすくなくなって
私どもでも昔は、お迎え火、送り火は
玄関前でおがらをもやして行っていましたが。
今ではもうそんなこともやらなくなって。
今年は花火でお迎え火の変わりをしようかなんて
不届きなことをもうしています。
でもキュウリとなすの乗り物に見立てたお供えは、
馬に見立てたキュウリで、早く帰ってきてもらって。
牛に見立てたなすでゆっくりと帰って頂く・・・
なんて・・・
先祖や亡くした人を思う気持ちがあふれていて
やっぱり感傷的になります。
そういえば中学生の頃まで、
お盆は京都のおばさまの家で過ごすことが多く、
毎年大文字の送り火を見て、
子供ながらに、なんとなく寂しい思いをしたものです。
京都のおじさんも亡くなり、おばさまは歩くのが大変になって
時の流れに命が次から次へとバトンタッチされ、消えていく(いえ次に生まれ変わっていく)
事をひしひしと感じます。
お盆には、お墓参りをして懐かしい人を思いだし、
また、元気をもらえればいいですね。