私共によくあるご相談の一つに、
「故人の為に建てたお墓や夫婦の為に建てたお墓があるのですが、
夫婦毎または個人で毎回建墓するのは難しいので、
皆が入れるお墓にリフォームするにはどのようにすれば良いのですか」
と言うお悩みがあります
今回のお仕事もその一つ、
今回は、以前からのお墓をできるだけ使い、先祖代々のお墓にリフォームしました。
写真1
庵治石の立派な個人墓で、
大東亜戦争で戦死なされた方のお墓でした。
石碑の正面には、個人の法名が彫刻されています。
今回は、お墓の竿石を交換し、芝台(一段高くするための台石)
を新しく敷設する事で、先祖代々のお墓にリフォームしました。
以前お墓に眠られていた方のお名前等は
横に立てられた霊標に彫刻されて、
○○家皆が一緒に眠れる、ゆったりとした立派なお墓が出来上がりました。
如何ですか・・・・
夫婦毎に建てていく、夫婦墓、あるいは個人墓も
それなりの(墓相)などの考え方で建てている事が多いですが、
狭い墓所などには不向きですし、
お墓の建て方によって家族に不幸が起こるや
この建立の仕方でないと、亡くなられた方が成仏出来ない等の
考え方は私にはあまり受け入れる事の出来ない考え方です。
信じるも信じないも・・・・と言う所でしょうか
ただ考え方は人それぞれの部分なので、
それを信じる人には、それが良いのでしょうし、
つい最近も夫婦墓をご用命頂き、建立させて頂いています。
ただ最近はこの形のお墓をリフォームし、
ご兄弟で入れるお墓だったり、両家墓など
多様な形にリフォームする事が多くなっています。
同じようなお悩みをお持ちの方は、
あきらめずに、是非ご相談頂ければと思います。