昨日はお彼岸の中日。仏教において極楽浄土があるとされているのは「西の彼方」です。
太陽が真東からのぼって真西へ沈む春分・秋分の日は 極楽浄土が一番近くなる日 つまり
「この世と極楽浄土が通じやすい日」と思われる所から、春分、秋分を挟んでのこの時期
ご先祖様へ心を通わせる為に、仏壇にお供えをしたり、お墓参りするのです。
ご先祖様に思いを通わせる為には、別にこの時期でなくても良いのです。
いつでも、どこでも、そう誰とでも・・・
でも、こういう時期がある事で、お墓参りに行こうなんてご家族を誘いやすかったりしますね。
お墓も・・・・
ある事で、そこでご家族で故人の事をいろいろ思い出したり
子供達に、命の大事さをお話ししたりできるのです。
ある意味命の大切さを考える為の大切な「ツール」とでも言えると思っています。
ただ、「遠くにある故郷のお墓になかなか最近はお参り出来ていなくて
とても気にな」」・・・や「出来れば近くへお墓を移動させたい」
と言う声はとても多くあります。
そこで今回は、最近完成したお墓の中から、
福井県から和泉市へお引っ越しされた方のお墓をご紹介します。
この方の場合、福井のお墓をそのままこちらへ移動させる事も考えられていたのですが、
いろいろと考えた上、こちらで新しく石碑を建てることとなったのですが、
故郷を忘れない為に、右側にある地蔵様を福井からお引っ越しされました。
もちろんそのまま石碑を移動される方も多いですが、
中にはこの様に石碑がふるかったり、移動させにくい場所に立っていたりと
難しい場合。
撤去した古い石碑の石からお地蔵様を作られて持ってきたり
する事もあります。
最近は、お引っ越しのご相談も増えてきています。
お墓のお引っ越しについては、こちらをご参考になって見てください。