昨日のお客様からのお電話。
長年私共で石の灯籠や置物(七福神のついたて)をお求め頂いたり、
お墓を建てさせて頂いたりしていたお客様が亡くなられたと、娘さんからのお電話でした。
おじい様は結構年をとられていて、何年か前までは時々軽トラックで
石の置物をぶらっと見に来られていましたが、
2年前には、なんと自転車でふらーっと入ってこられて、
(免許を返納したとの事で、堺市の北の方からこの南の端まで、)
その帰り、どうも道に迷ったらしく・・・
なかなか帰ってこないと娘さんから連絡をもらい
一緒に心配していた所、夕方頃疲れた様子でお帰りになられたとのこと
でした。
とても気さくなおじいちゃまで、石灯籠のことや置物のこと
いつも楽しくお話をさせて頂いて、
あっという間に時間が過ぎていくそんな感じでした。
2年前にお見えになったときは、代々墓を建墓されて、
五輪塔、代々墓と夫婦墓が建つその墓所には、
まだ一つスペースを空けてられて、
「ここは私が死んだら入るところだから、私と家内の夫婦墓
東西さんたのんどくよ・・」
なんて言われて、
「お元気そうなのに、何言われるのですか、
まだまだ先のことですから、多分忘れてしまいます」なんて答えていました。
それが昨日のようで・・・
毎月東西新聞を送らせているのですが、宛名を書きながらいつも
どうされているかな~
今年はお見えにならないな~コロナだからでれないのかな~
なんて思っていたのですが。
なんだかとても寂しいです。
懐かしいお客様からのお電話には・・・
「今度従姉妹がお墓を建てるから(昨日もそういうお電話ありました。)
相談に乗って」なんて言うお電話もありますが、
時々お客様の訃報のお電話もあり、
今年で言えばお母様から
息子さんがコロナでお亡くなりになったと言うご連絡のお電話もあったりして・・・
この仕事をしていて、一番つらい時間です。