お墓参りの思い出って、結構ありますよね。
私の場合は12才の時になくなった祖父のお墓での思い出ですが
今この様な募集企画が進んでいます。
今のご時世にちなんで
お墓版 Go to キャンペーン お墓参りに行こう
第1回 墓デミー賞
<内容>
お墓参りの写真と併せて、故人との思い出や、
お墓に関する家族の思い出、お墓を建てたときの思い出など
を送っていただく(原稿用紙 3枚以内、メールの場合は1200文字以内)
と言う物です。
募集期間や応募方法はこちらをご覧ください。
ー私のお墓に眠る祖父の思い出です。ー
祖父は私が12才のお正月に、皆が揃ってお正月を祝い
それぞれが家路についた後
急に倒れそのまま旅立ちました。
それからしばらくは大好きだった祖母、叔父、叔母そして仲の良かった11人の従姉妹達と
春のお彼岸には揃ってお墓参りをしていました。
大きな公園墓地には少し遊べる場所なんかもあって、
あるときは皆でお弁当を持ち寄って、そこでお昼を食べたことも
思い出です。
だからその頃の私は、いとこ達に会えるその日をいつも楽しみにしていました。
お墓の前でお参りもそこそこにおしゃべりばかりしている孫たちを見て
祖父は苦笑していたに違いありません。
祖父はとても厳しい人で、
母などは祖父には絶対に逆らえなかったようです。
祖父が白い物を黒と言っても言い返すことは出来なかった様です
唯一母の妹の一人を除いて。
私が祖父について覚えているのは、
以前仕事で韓国に住んでいた祖父が
韓国で猟をしていた事など聞かされていたので、
本で読んだトラのことを、
祖父に尋ねた事・・
「トラにはあったことはないと言っていましたが
寒い日の猟での出来事など語ってくれました。」
私の手元にとても大事な一枚の写真があります。
祖母と祖父が二人並んで、
私と従姉妹(5日違いで生まれた)を一緒に抱っこしている写真
割といつも怖いイメージの祖父ですが
とても優しい目をしています。