先日のまだ若いお客様のお悩みです
「両親が鹿児島出身で、おじいちゃんのお墓が今も鹿児島にあり、
2年に一回ぐらいしか故郷には帰れなくって
お墓はお父さんの妹がお参りしてくれているのですが、
その方も年をとってきて、ずっと頼めないしどうしよう」
「鹿児島のお墓をお引っ越しするのがいいのですが、
なかなか費用面でも難しいから、
この近くで、小さくていいからあまり費用がかからないで
お墓を建墓出来ないでしょうか 」
というご相談でした。
この様なご相談は本当に増えてきています。
まず、鹿児島のお墓についてですが、
今おばさまが守ってくれているなら、
私は急いで、それをお引っ越しする必要があるのかなと思います。
たとえ2年に一回ぐらいしかいけなくても
故郷にお墓がある事は、故郷を身近に感じる意味でもいいかもしれないと思うからです。
お墓参りするついでに故郷の方にも会えますね。
おばさんは、お墓のお守りをしていることを負担に考えているわけではないかもしれませんしね。
ただ、いつかはお引っ越しさせることも
必要になってきますね。
確かに九州あたりのお墓は大きくて、そのまんま石を引っ越しさせることは
難しくても、
新たにお近くでお墓を建立し、
そちらにご先祖様のお骨をお引っ越しさせること
も出来ますね。
費用についても
少し小さいですが、低価格で立派なお墓を建てることも出来ます。
私どもでは、お墓をあきらめないでの合い言葉で、
一緒に考えていくので安心してくださいね
とお答えさせて頂きました。
お墓じまいの言葉がクローズアップされるようになり。
故郷のお墓をとにかくなんとか早くしないと
とあわてて考えられる方が増えています。
故郷のお墓は遠くにあるけれど、そこにあることで、
故郷が近くに感じられる、そんな物ではないかなと
私は思います。
多分