お墓の承継の手続きについては、(特に公営霊園)使用者が亡くなられた場合、できるだけ早くされることをお勧めします。古い公営霊園では、次の様な事もよくあります。
祖父が亡くなられて、お父様の代に、承継をされなかった場合。
お父様が亡くなられて、おじい様のお墓を引き継ごうと思うと、
お父様のご兄弟全員の印鑑や印鑑証明も必要になってくる場合があり、
もう亡くなられていたり、その子供さん(従姉妹さん)へ声をかけようと思っても、疎遠になっていて、居場所がわからず、なかなか連絡が取れずにとても苦労したと言うお話もよく聞くことです。
最近、近くの公営霊園では、少し簡素化されるようになり、
お父様が亡くなられたとき、以前はお母様とご兄弟全員の印鑑と印鑑証明が必要でしたが、
今はお墓を継承される本人とお母様そしてご兄弟の内もうお一人の印鑑と印鑑証明で出来るようになりました。
身内が亡くなられて、仏事やその後の法要でお忙しい中。お墓の継承までなかなか気持ちがまわらないのは無理もないことだと思います。ただそのために、納骨届が出せなかったり、追加彫刻が遅れたりすることもあるので、少し心にとめておいて頂ければと思います。
私共では、追加彫刻のご依頼の時に、今回亡くなられた故人がお墓の所有者でないかどうかをお聞きし、承継手続きについてお話させて頂きますし、また霊園事務所にお問い合わせ頂くと丁寧に相談に乗って頂けます。
お墓の事はなかなか次の世代に伝わりにくかったりすることもあります。
私どもでは、お墓を建てた時にお墓の管理費やお寺さんとの今までのお付き合いについて、
簡単に記せる「お墓のエンディングノート」もお渡ししています。
お墓の事は、私ども大阪府堺市の石材店、石の東西へお任せください。